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好きになってごめん…

第10章 最高で、最悪な日

皆さんにお聞きしたい。



なぜ、私の初恋の人が、ベッドの横にいるのだろうか。


朝、いつもより早く起きれたのは、
多分、そのせいだ。


あ「どうしたの…?」

翔「今日は、ヒマだから。」

輝き過ぎている笑顔で君は答える。

あ「今日、夏乃は?」

翔「昨日から里帰り。」

憂「そっか…」

そういえば、ニノも今日はいない。

あ「でも、私のとこ来たって何にもできないよ?」

翔「、、外出てみたいって、思わない?」

あ「そりゃ、思うけど…無理じゃん。」

翔「出来るよ?多分。」

そういうと、スマホを取りだし誰かに電話をかけ始めた。

翔「あ、もしもし、親父?俺だけど、今、あんなといるんだけど、外いっていい?…うん、…うん。絶対走らせないから。うん。分かった。分かったって!じゃ、うん。…」


どうやら、終わったようだ。

翔「よし!許可降りた!」

あ「じゃ、外出れんの?」

翔「俺も一緒だけど…今日だけは、いいって。」

なおさら、嬉しい!!!

あ「じゃ、今すぐ着替えるから。」

そういって、カーテンを閉めた。

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