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好きになってごめん…

第11章 2学期…。

結局、6:00までには終わんなくて、お互い持ち帰って宿題に。


本当は、翔くんが俺が全部やるからって言ってくれたんだけど。

申し訳ないし、夏乃になんとなく、なんとなく悪いし、ガッツリ断った。


私って、女子力ないな…。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

あれから、本当に仕事が多くてほとんど毎日、二人で残って。

夏乃には、申し訳ない…。

って思ってても、どこかで嬉しがってる気持ちもあって…。

そんな自分がとてつもなく嫌だ。

でも、翔くんは諦められない。

誰にも知られずに、この気持ちは、心の奥の奥に秘めておく。

でも…。

「付き合ってみたい…。」

自然と口から出てしまった。

家でよかった。もし学校だったら…。
大変なことになるかも。

「くっるしいなぁ…。」

あと、3ヶ月。

そう、今は12月。

もう少しだけ我慢すれば、この苦しさともお別れだ!


そう思ってた…んだよ?

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