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会議室から恋。

第22章 10 坂下健人

「…あぁ。何だか久しぶり」

「そう?二日入院しただけやよー」

二人で、オレが借りているウィークリーマンションに入る。

まだ、少ししかいないマンション。

慣れたにおいに、杉山さんのにおいがまざる。

「ねぇ、片手だけで生活できる?」

もともと置かれてるソファに腰かける。

横に立ってる杉山さんから、いいにおいがしてくる。

あぁ。誰かオレを止めてくれ。

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