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会議室から恋。

第22章 10 坂下健人

「大丈夫だと思う…」

目を背ける。

すぐにテレビをつけ、気をまぎらわす。

遠慮しながら、横に座る杉山さん。

「…でも…」

オレの左手に触りながら、何かを考えるように黙る。

「っあの!」

急にオレと目線を合わせる。

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