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会議室から恋。

第24章 12 

「何、すればいい?」

眼鏡をかけた坂下さんを見るのは久しぶり。

「あ、これ…」

加藤さんが書類を渡す。

「あぁ。うちのだ。すみません、こんなものまでやらせて」

結局、坂下さんが休んでる間に黒田様に押し付けられた議事録を、坂下さんがしてくれることになった。

ぼんやりしてる暇はないかな。

あたしも、加藤さんの机から書類をとる。

坂下さんがこんなに近くにいるなんて。

思わず見とれてしまいそうなくらい、キレイな顔。

昨日…。

って、思い出しちゃダメ。

仕事仕事。

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