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会議室から恋。

第24章 12 

「杉山さん」

お昼休みが十分すぎたとき、後ろから話しかけられる。

振り向くと、坂下さんが立っている。

「あれ?黒田様は?」

「これ、黒田さんから」

「え?」

袋を渡される。

中には、サンドイッチやらおにぎりやら。

売店のやつだ。

「どれがいい?」

二人分あるのか、いっぱい入ってる。

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