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会議室から恋。

第4章 4

静かに、受話器を置いた。

「なんや、英語やったやん」

「はい。坂下さんが、資料の修正を」

「坂下が?ほんなもん、自分でやれゆっとけ。でな?」

黒田様。それこそ、自分でやってください。

制服のポッケで、ケータイが震えたのが分かった。

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