テキストサイズ

会議室から恋。

第10章 10

何も考えず、靴を脱ぎ、海へ入った。

「キャッ!つめたっ!」

「ちょっ!風邪ひくから!」

坂下さんに手をつかまれ、海から引っ張られた。

「えっ!坂下さんのほうが風邪ひく!」

あたしは靴を脱いでたけど、坂下さんは靴のまま、海に入った。

「あー。忘れてた」

「いやー。どうしよー。はよ脱がんと」

「ちょっと寒いし、車戻ろっか」

「うん…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ