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会議室から恋。

第10章 10

「あの…ごめんなさい…」

「ん?」

車の後ろのドアを開け、あたしを座らせ、あたしの足を拭く坂下さん。

ただ、楽しくて入った海だったのに。

こんなことになると思ってなかった。

「楽しかった?」

「うん」

「なら、よかった。お腹すかない?」

「うん。すいた…かも…」

「ごはん、食べに行こうか」

「うん」

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