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無題

第4章 秘密の授業

ぎゅーってされてる時に耳元で言われた。


「ねぇ、姉ちゃん」


また、ドキッとする私。
相手は弟なのに…。


「なに?」

龍の胸に顔をうずませながら聞いた。


「宿題…まだあるのを忘れてた。」



…嘘でしょー!?



「はぁ…見てあげるし教えてあげるからもっておいで?」


「教科書とノートはいらないんだ。」


…え?

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