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飴と鞭の使い方

第5章 開始

「ごめ…な…さい」

よほど怖かったのだろう。言葉を改めるどころか謝罪してきた。

「初日だからな。特別に許してやる」
仕方なくゆっくりと指を抜く。

「っはぁ…」
耐え難い異物感から解放され瑠架は脱力した。


しかし、これで安心されては困る。


「お前は俺の性奴隷だ。俺の欲求が満たされなきゃ話にならない」

一瞬疑問符が浮かんだもののその後一気に顔が青ざめていく。
どうやら察しがついたようだ。

「ようやく理解してきたな?そのための調教だ。だが契約の日付は今日からだから…今、無理矢理突っ込まれても文句は言えないよな?」

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