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飴と鞭の使い方

第6章 快楽

「指、増やしていくぞ」

自分の聞き間違いだろうか?

「えっ?」

ゆっくりと入口を広げ、さらに増した圧迫感に間違いではないと告げられる。

「無理だろっ!んぁ……」

「大丈夫だ。すでに体は順応し始めてる」

確かに先程までは完全に萎えていたモノが今で先端から先走りまで出ていた。

「ほら、もう入った。じゃ次3本目」

「ちょっ…と…まっ…て」
いくら何でも早すぎる。脳が付いていけない。

「頭じゃない。体で感じろ」

雪那は瑠架の前を握った。

「ひっん…ぅ…ゃ」

必然的に瑠架の後ろは締まり、自ら雪那の指を前立腺に押し当てる形となった。


雪那にとってはほぼ計画通りだが、瑠架にとっては悪循環以外のなにものでもなかった。

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