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チョコレート

第7章 あの時の約束


陸斗side




「陸くん!!」




教室の近くの廊下を
歩いてると、
戸田がすごい勢いで
俺の両腕をつかんだ




「どうした?」




「たぶん彩が危ない!」




「え?」




彩が?





「陸くんの取り巻きの女に呼び出された。場所はわからない…わかるのは教室を出て右に行ったことだけ。きっと人気のない場所」





一つ人気のない教室を
思い出した




「わかった」



キーンコーン


チャイムを無視して
俺はとにかく
全速力で向かった



思い出した教室に着いた

中を確認すると
奥の方で男が彩を
押し倒している



「くそっ」



ドアには鍵が掛かってて
開かない


ふと小窓の隙間に気付いた


ラッキー



俺は体を縮めて小窓から
教室に入った





俺は彩を押し倒している
男を後ろから殴った


「俺の女に手ぇ出してんじゃねぇ!」



もう一人いた男が俺に
殴りかかってきた

俺はよけて
男の腹を殴った


「うっ…」

男は倒れた



弱えーな…



次は
彩を押し倒していた
男が殴りかかってくる



俺は近くの机に手をつき
回し蹴りをかました



すると
この男もすぐ倒れた






「彩!」

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