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チョコレート

第7章 あの時の約束



彩は教室で縮こまっていた



制服のボタンは
ほとんど外され
乱れていた



「やっぱり来てくれた…」




俺は優しく抱きしめた




「とりあえずここから離れよう」



倒れているとはいえ
男がいつ復活するかわからない




俺は彩を抱きかかえる
ようにして屋上に来た






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