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チョコレート

第8章 転校生

「思ってない思ってない!」



「本間か~?」


そう言って
岡田くんは顔を
近づけてきた



頷く私



近くない?



でも綺麗な顔してるなー



「…ま、許したろ!」




私たちはまた歩き始めた


その後も
色々話していると
あっという間に
今日会った場所に着いた




「あ、ここでええで。彩ちゃん家どっちなん?」




「ここをまっすぐ3分ぐらい。ほらあそこに見えるマンション。」



そう言って向こうの方に
少しだけ見えてる
マンションを指差した



「あー、あれか」




「岡田くんは?」




「俺はここを左行ったらすぐ」




「まぁ、近いね」


「そうやな。てか岡田くんてのやめへん?」



「え?」



「涼也でええよ、涼でもいいけど」




「じゃあ…涼くんで」



「…まぁええやろ!」





「じゃあね、涼くん」




「おう、また明日」



そう言って私たちは別れた


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