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チョコレート

第8章 転校生

その日の夜
私は陸とマンションの
裏の公園にいた



「陸~星が綺麗」




「本当だ…」






「ねぇ!夏休み海かプール行きたい!」





「彩ナンパされそう」




「あはは、されないよ」




「どうかなー」



「絶対陸逆ナンされる」



「ないない」



「自分がどんなけモテるかわかってないの…」


陸に聞こえないように言った




「え?」





「何もないよ。あ、花火も見たい!」






「それなら俺に任せろ、穴場あるから」




「へぇ~楽しみ!浴衣買わないとっ」





「水着もな」





「変態っ」





「俺水着って言っただけだけど?」





「うっ…私そろそろ帰ろっかなぁ~…」






そう言った瞬間
腕を引っ張られた


「キャッ…んっ…」



陸が急にキスしてきた




「ふぁっ…んッ…」




しばらくすると
離してくれた



「夜は冷えるし帰るか」



「うん。」


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