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チョコレート

第8章 転校生

彩side


お昼休み




私は優衣と
屋上のフェンスに
持たれながら
話していた



陸と祐樹くんと涼の
3人は離れたところで
ギャーギャー言ってる




「あ~ヤバい!」




「さっきからなんなの」


ヤバいヤバいって




「あ~好きだぁ」



そう言って
ギューって
抱きついてくる


しかも私の視界は空!



「ちょっと~」


抱きつきながら
押し倒すとか…


しかも
意外と力強いな、おい




「あー、彩と優衣ちゃんイチャついてる~」



遠くから涼くんの
声が聞こえる



「どさくさに紛れて呼び捨てしてんな!」



と陸



「痛たー!肩殴んなよ陸!」



殴ったのか…



「陸のはマジで痛い」



そう言えば前
祐樹くん殴られてたなぁ





「そろそろ離して優衣…」



暑い…



「あ、ごめんごめん」



私たちは元の体制に戻った




「で?何がそんな嬉しいの」




「この間祐樹くんと一緒に帰ったんだけど!家に遊びに行く事になったの!」





「え、嘘~!やったじゃん優衣!」





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