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チョコレート

第8章 転校生


「あぁ、どうだった?」




「その前に謝らなくちゃいけないの」





「俺に?」




「うん、本当は本苦手なんだ」




「え?」



「でも、あれは本当に面白かった!読みやすいし」





「…実は俺もあの本しか読まねぇんだよな」




「そうなの!?なんだーお互い様だね」



そうだったんだ


「あははっ、だな。」





「あれってシリーズなの?」





「うん、俺出てる分全部持ってるけど貸そうか?」




「うん!」





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