
チョコレート
第9章 specialday
陸斗side
やっぱり彩といると
落ち着く。
「陸斗…」
「ん」
「最近本当に嫌われてると思ってた」
バイトを始めたのは
1ヶ月前ぐらい
最初の方は
夜に入れてたけど、
誕生日が近づくにつれて
最近は学校終わってすぐに
バイトだったし
土日もバイト入れてたから
本当に最近まともに
学校の外で会ってなかった
「嫌うわけねぇだろ」
「良かった…」
「彩顔上げて」
彩は俺の胸にうずめてた
顔を上げた
自然と上目遣いになる
「何?」
少し首を傾けて聞いた
「可愛い」
そう言って彩の唇にキスする
「ん…ぁ…」
どんどん激しくしていく
「ぁ…んんッ…りく…くるしッ…んぁ」
唇を離して
彩を見た
ほんのり赤い頬に
潤んだ目で上目遣い
「その顔反則。」
「え?」
