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チョコレート

第9章 specialday



「キスして」




「ふふっ、陸甘えてるの?」




「甘えてる」



私は陸に軽いキスをした



チュッ



わざとリップ音をたてる





「それだけ?」




「ううん」



私は再び陸にキスをした



さっきよりも深く
噛みつくようなキス



珍しく私から舌を入れた




「…あ、や…」




喋りにくそうに
私の名前を呼んだ



「…ん…?」


私は唇を離した



「誕生日おめでとう」




「うん、ありがとう」



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