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チョコレート

第10章 過去




謝るとかないのか。



「彩ちゃん…?」



倒れてる私を見つけ
不思議そうに見る





「涼くん…」





「大丈夫?ぶつかられたん?」





「あ、大丈夫大丈夫」



私は立とうとして
足を地面に着けた
その瞬間足がズキッとする


「ぃッ…」



知らずに捻挫したのか…



そんなにひどくないと思うけど
ぐねったばっかりは
さすがに痛い



「どうしたん?」




「あ、ううん」



涼くんに迷惑かけれないし



私はもう一回
立ち上がろうとした



「…っ」



なんとか立てた

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