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チョコレート

第11章 夏休み

そう叫ぶと
みんながハシゴを
見つけに行き
上に登って来た



「ここって登れたんやな!」


一番に登って来た
涼くんがそう言って



次に祐樹くんが
登って来て
優衣のそばに行った


優衣、確実に
距離縮まってると思うよ。




「何恥ずかしい事叫んでんだよ」


声に気付いて振り向くと
最後に登って来た陸がいた




「あ、陸」




「結構眺めいいな」




「屋根ないから焼けそう」




「んなこと行ってると海連れてかねぇぞ。」




「ヤダ!」



「俺も海行きたい」



と祐樹が言う




「8月入ったら5人で行こうか」


7月はまだ早そうだし




「5人って俺も行っていいん!?」


嬉しそうな涼くん




「別に来なくても?」



陸相変わらず意地悪だなぁ



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