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チョコレート

第2章 新しい恋


「弟いたのな」




「うん、一個下」



「何部?」



「サッカー部」




「へぇー」




「陸中学何部だったの?」




「サッカー」





「そんな感じした(笑)」






「あやは?」



「当てて」



「うーん」




陸が考えてると
隼人が屋上に来た



「彩姉ー!」



「あ、来た」



「あ、彩姉の彼氏?」



陸を見て隼人がそう行った




「ち、違うよ。同じクラスの陸斗」




「陸さんですか。こんちわっ」




陸にペコっと
頭を下げる隼人




「おぉ、彩と違って礼儀正しいな」




「なにそれー!初めて会った人にひどい顔って言う方が礼儀なってないでしょ!」




「事実だしー」








「はぁ!?」




なんか…
ちょっとドキドキしてた
自分がバカ見たい!





「あ、あのさーお金…」




気まずそうに隼人がいった



「「あ゛」」




「2人とも怖いって…」





「陸が貸してくれるって」



「いいんですか?明日返しに行きます」




「教室帰ったら返しとくからいいよ」




「そっか、わかった」



「いくらいんの?」




「500円で」




「はい」





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