チョコレート
第2章 新しい恋
陸斗side
俺は授業の途中で
保健室に行った
彩の事をずっと
考えていた。
あいつ大丈夫か?
そう言えば
朝から元気なかったな
後で保健室行ってみるか
授業が終わり
保健室に向かった
ガラガラ
「先生~」
「しーっ、寝てる子いるから」
優子先生が人差し指を
口元にあてていった
一つベッドの
カーテンが閉まっていた
あそこか…
「ゆっくりしてていい?」
「いいけど、ちょっと職員室行ってくるわね」
先生が出て行ったのを
確認して
ベッドのカーテンを
静かに開けた
寝てる…
パイプ椅子に
座ろうとした時
あやまって蹴ってしまった
ガシャン
「ヤベ…」
「んっ…」