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チョコレート

第2章 新しい恋




彩が目を開けた



「…りくと?」




「大丈夫か?」



「あ、うん」



「熱か?」




おでこを触ろうとすると
彩はそっぽを向いた




「ちょっと寝不足だっただけだから」





「あ、そうか…」



なんかちょっと
傷つくなー




ガラッ


「あれ、西宮くん?」


やば、優子先生




「あ、もしかして…」



シャッ


優子先生がカーテンを
開ける。




「やっぱり…」



「すいませーん」




「七瀬さん襲っちゃダメよ!」





襲うって…




「違いますよ先生!」



「はいはい、許してあげるからー教室帰りなさいね。あ、七瀬さんももう少ししたら戻りなさい」




「はい。」




しょうがねぇ

帰るか





保健室出て教室に向かう

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