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チョコレート

第5章 お泊まり

彩side


家に着いてすぐ
私が料理を作っていると




「きゃっ」






「なんか手伝うけど?」







そう言って陸が
後ろから抱きついてきた






「大丈夫だから座ってて」







「暇ー」







「じゃあお皿だして」








「了解~」






やっぱり
なんか新婚みたい







「皿出した」






「じゃもういいよ、後は煮込むだけだから」





「じゃあ向こうで休もう」




うーん




「まぁいっか」





私たちはソファーに座った






「そう言えば、スーパーで佐山に何言われた?」







「え、あぁ。大したことじゃないよ」






なんか言いにくいし…







「言え」






陸…
目が怖い






「えっと…実は翔に告られた」






「いつ」






「陸に彼女いるって勘違いした日」






「それで?」





陸怖いって





「断ったけど…諦めないって」







「…」






「で、さっき、つらい時は俺のとこ来いよ。見たいな事言われた…」







無言になる陸


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