ホストに恋
第28章 28
「勇作…っ…やだ」
「何が?」
「シャワーさせてょ…」
「どうせ、俺でぐちょぐちょになるんだからいいだろ」
勇作に掴まれ全裸にされ馬乗りにされる
「あれ…ここ…なんかアザある…ん?キスマークか…つけた覚えないな…」
「勇作………あのね………ごめんなさい」
「ん?何が?」
「俺………昨日…ここで…」
「ここで?」
「…した」
「何を?」
「セックス…した」
「へぇ…誰と?」
「瑠衣………」
「んで?」
「……」
「感じたか?」
「……」
「俺より感じたかって聞いてんの。」
「わかんない…」
「は?」
「夢中で…瑠衣泣いてて…ただただ…一緒にいてあげたくて…」
「それだけで、やっちまうのかお前わ…」
「ごめんなさい…」
「はぁ…がっかりだよ」
「ごめんなさい…勇作…」
「やる気なくなった…帰るわ…」
「勇作…っ…待って」
「太一…俺もお前以外の男とやったけど、いつもお前のこと頭から離れなかったし、お前以上に感じることわなかったよ」
「勇作…っ…ごめんなさい…行かないで」
「俺、今のお前と一緒にいたくねぇの。」
「勇作…一人にしないで…勇作…っ」
「ぢゃな」
勇作が出て行く
「勇作………」
涙が溢れて止まらなかった…
「いらっしゃいませ。ご指名わ。」
「瑠衣。」
「かしこまりました」
「いらっしゃいませ…瑠衣です」
個室に入る瑠衣
「よ!!」
「瀬戸…」
「一発殴らせろ!」
ボコ、バッシャーン
「はぁ…すっきりした!」
「瀬戸…」
「いいから、酒作れ…太一と一緒だったのわ聞いた。」
「ごめん…俺…なんてこと………」
「なぁ……そんなに拓哉がいいなら何で何もしないで…ただいるんだよ…!はっきりもう一回気持ち伝えればいいだろ!太一を巻き込むなよ!優しいあいつを巻き込むな!」
瀬戸が何かを投げつけ出て行った
…招待状…だった