ホストに恋
第32章 32
「はぁ!?拓哉が!?」
「うん!!話した方がいいんぢゃ…」
車の中で雅哉が翔太に言う
「拓哉が混乱すんだろ!!」
「でも…知りたがってる!!このままぢゃ…何か兄貴が可哀想な気がして…」
「…………」
「ごめん、余計なこと言って…」
「イヤ…いいんだ。」
翔太わ、その夜店で一人泣いていた
「拓哉…っ…」
「もう、お前わ戻ってこないのかよ…」
「翔太って、呼んでくれないのかよっ…っ……っ…」
「クッ…」
「翔太……」
太一が入ってくる
慌てて涙を拭く翔太
翔太の腕を掴む太一
「泣いたらいいんだよ!!翔太我慢しすぎだよ!!泣きたい時わ泣いて!!」
いきなり太一を抱きしめると翔太わ、太一の胸に顔をうずめ泣き出した
翔太を支えきれず床にゆっくり倒れ込む二人
翔太の頭を優しく撫でる太一
「翔太…」
「拓哉っ…拓哉!!」
「翔太わ、全身で拓哉が好きなんだね。」
「拓哉っ…拓哉ぁ」
「翔太………翔太……」
翔太が太一を抱きしめるとゆっくり顔を近づけてくる
その翔太の顔をみた太一わ、金縛りにあったかのように動けなくなった……翔太の目わ、焦点が合ってなかった…魂が抜けたようだった
「翔太………」
「拓哉っ………拓哉……」
太一の唇が翔太の唇でふさがれた。
ヌチ…ヌル
翔太の舌が入って太一の舌を求めていた
太一わ心の中で、翔太わ俺ぢゃなく拓哉を求めているんだと……それなら…と…舌を翔太に差し出した
翔太の舌が太一の舌を優しく優しく吸い出す…
「んふ…」
太一から甘い声が漏れた
唇を離すと翔太わ太一のシャツをめくり上げ…突起部分を責める…
チュクチュパ
何度も繰り返される…
「拓哉っ…拓哉…愛してる……」
「翔太………愛してるよ……愛してる」
太一わ、思わず口から吐き出していた
「拓哉っ……俺の拓哉っ…愛してる…」
太一わ…目を閉じ…好きなようにさせてやった
目を開ける太一………隣にわ裸の翔太が眠っていた。
毛布をかけ店を出る太一。