ホストに恋
第32章 32
「池田先生!!また横山さんが…呼んでます」
「…はい…」
「失礼します、どうしました?」
「雅哉先生、占い信じますか?」
「は!?」
「占いですよ!!占い」
「横山さん…お願いですから、止めてもらえないですか?僕研修医で、仕事が山のようにあるんですよ!!」
「雅哉先生。星座わ?あと血液型、教えて?」
「横山さん!!いい加減にしてください。」
「わかりましたから!!星座と血液型だけ!!ね?」
「魚座のA型です!!でわ、失礼します。」
バサッ…腕を掴まれ横山のベッドに倒れ込んだ雅哉
「雅哉先生!!俺と相性ピッタリだ!!」
雅哉を掴んだ手を離し向きを変えた瞬間横山が雅哉の顔を抑え無理矢理キスをし…強引に舌を入れてきたのだ…
「んっ………んんっ…」
首を振る雅哉…
息が苦しく鼻から息をする
「んっ……うんぐっ…!!」
横山が離れた
「ゴホッ…はぁはぁ…はぁ…っ」
息が苦しくむせてしまう、涙が溢れてきた
「なにすんだよっ!!」
「泣くほど、良かったんですか?雅哉…せんせ…」
笑顔の横山…
「失礼…します。」
「また、呼びますね…せんせ」
「二度と来ません!!」
小走りで病室を出る雅哉…
仮眠室に入り…泣いた
気持ち悪くてたまらなかった…
なんどもうがいをし、歯を磨いた。
当直で夜勤の雅哉…
案の定、横山の部屋からブザーが鳴る
「どうしましたか?」
「池田先生、お願いします」
「先生、横山さん…お呼びです。」
「わかりました。」
「失礼します…なんなんですか?こんな夜中に?」
「眠れないんですよ……」
「わかりました。睡眠薬持ってきますね」
「先生でいいですよ………」
ベッドから起き上がり雅哉に抱きつく横山
「ちょっと……っ…離れてくださいっ…」
「先生っ…っ……雅哉先生…はぁ」
雅哉の耳を犯しはじめた
チュクチュク…レロレロ
「やっ…やめっ………ろっ…」
「雅哉先生…っ…」
唇を塞がれ……ベルトに横山の手がかかる……
「やめろっ!!」