テキストサイズ

緑の縁

第3章 私の一日

「それで、今日も雅哉さんに朝っぱらから襲われたっぽいね?」
「え?」

蘭がとんとんと、首を指す。

首を傾げて鏡で確認。

「きゃ!なにこれ!」
そこには赤い花が咲いていた。
「いつの間に・・・もう・・・」

どうりで朝から視線が痛いわけだよう。

「頑張ってそのセミロングで隠してね。」
「・・・うん。」

よし、ココ一週間はピーマン料理尽くしにしてやる。

ニシシと悪巧みをしていると
蘭は呆れた様にふっと息を吐いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ