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緑の縁

第3章 私の一日

「あ、そうだ、本日夕飯は・・・?」
「いるよ!親父のところで食べる気なんてさらさらないし。」
「承知しました。」

ピーマンの肉詰めにしよう。

ご主人様が着替えている間。
夕飯の下ごしらえを開始する。

「あ、華葉は今回ついてこなくていいや。」
「はい。」

後はネクタイを締めるだけの状態のご主人様が肉をこねる私の後ろに不意に立った。

「なんでしょう?」
振り返らず、そのままこねる。

「・・・あっ!」

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