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　藍那はそれに対しては微笑んで否定した。
「それは違うわ。散歩に二人だけで行こうとおっしゃった首里天加那志をお止めしなかったのは他ならない私なんだもの。だから、やはり、今回の一件は私に責任があるとしか言いようがないでしょ」
「お労しい。王妃さまのようなお方こそ、まさに世子さまのご生母さまとなり、真の意味での国母さまとなるにふさわしき方でございますのに」