無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

バスの中では、決してお菓子交換などをするわけでもなく、他愛のない話をしたりトランプで遊んだり、そんな感じで過ごした。

「ねむーい！」

「水葉大きなあくびだねー！」

ゆりとともに笑われた。

「だってー！昨日寝るの遅かったから…」

「何してたのー？」

「内緒ー！！」

昨日は、大沢とLINEをしていて寝るのが遅くなってしまった。

男子と夜遅くまでLINEをしていたからだなんて絶対に言えるわけがない。

「着くまでまだまだ時間あるし、寝ちゃえば？」

「うーん…そうするー…おやすみなさーい。」