テキストサイズ

君が好き

第5章 見抜かれた?

二「抱いてくれないなら、俺がリーダーを抱きます!」


そう言うと、力いっぱい押し倒してきた。


大「ちょっ…ちょっと待った!」

二「もう待ちません。俺、リーダーが大好きなんだ!絶対に誰にも渡しませんから…
リーダーの中に誰がいても…絶対に…」


えっ…ニノ…何言ってるの?
俺が他に好きな人がいるって、気付いてるって事?
抵抗する力が、一瞬になくなった。

心は嫌がっているのに、体は反応してしまう。


…嫌だ…こんなの…絶対…


携帯がなり、我にかえった。


大「ニ…ニノ…携帯が…」


翔君かも。
着信見られたら…


二「無視!!」


電話がきれた。
ニノの行為は続いている。


…やめて…お願いだから…


口に出して言いたい。
でも言えない。
ニノをキズつけたくないから?
体が反応しているから?
俺にも…わからない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ