テキストサイズ

この前、人を拾いました

第14章 ②―1 彼が変わることはありません

レイ自身、それが特殊なことだと分かってないのかもしれない。



ともかく、
レイには"視える"のだ。



これが、彼の奇想天外な行動、言動に繋がっているのかもしれない…



そして、

新たに分かったこと、

それはレイは私と同じ、25歳だということ。


これもまた、ある日突然彼が


『同い年なんだな!ハハハハハ!僕の方が断然若くみえるだろう!ハハハハハ!』

と叫びだした事で分かったこと。


多分、その日免許証の更新だったから、生年月日を書いた私の記憶を視たんだろう…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ