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この前、人を拾いました

第14章 ②―1 彼が変わることはありません

「あらあら、お熱い事・・」


その言葉で私は我に返った。



「ちょっと!!」

と渾身の力で私はレイを吹っ飛ばした。


声のしたほうを見ると、隣の隣のおばさんが私と同じく買い物袋を持ってジロジロとみていた。


は、はずかしいぃいい!!!


「すみません・・・」


そういって私はマッハのスピードで下に落ちた買い物袋を拾い、部屋の中にはいった。


「はぁ・・・はぁ・・・はあ・・・」


恥ずかしすぎて顔から火がつきそうだった。

それこれも・・・


「いたたたた」
といってうずくまるその人を睨んだ。

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