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この前、人を拾いました

第14章 ②―1 彼が変わることはありません

「餓死だ!!餓死!」


レイはドアを開けたまま

外で私を力強く抱き締めた。


「ちょっと、レイ!近所の人に見られちゃう!」


そんな強引なレイの行動に少し喜びながらも恥ずかしくて、レイを離そうとする。


「うるさいぞ!」


レイはそういうと、
私を一瞬離したかと思ったら、今度はキスをしてきた。

「んん・・・!!!!」


ドアの前・・・

外・・・

荷物は下・・・


せめて部屋に入らなきゃとは思うが、その情熱的なキスに、私は少しずつ理性が消えてゆく。

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