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この前、人を拾いました

第15章 ②―2 謎の電話、けたたましく

「どうか…したの?」


頭を抱えてイライラとするレイに


私は少しキュンキュンしていた。

それと同時に

レイをこんな風にさせちゃうのは
一体どこの誰なのだろう…

と焦ってもいた。


「めいちゃん、僕、明日帰り遅いから。」



そう言ってレイは静かに抱き締めた。



「え?遅いって…どっかいくの?」



「うん………ごめん。」




ドキッ―――――




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