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この前、人を拾いました

第20章 ②―7 彼なりの愛情

―――――…


「ぷんぷんすかぷんぷんぷんーーーー!ハハハハハハ」



そう言って、ジャケットを脱いだレイは
バスタオルで頭を拭いている私の脇で笑いだした。



ったく…


まだまだ若村さんにききたいことたくさんあったっていうのに…



「えみちゃんはいつまでそんな怒ってるんだ!ぷんぷぷん丸になってしまうぞ!!!!!ハハハハハハ」



と言って、ベッドに座る私を脇から抱き締めた。

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