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この前、人を拾いました

第25章 ③―2 私だって学びます

ガバッ

とその変人が私に覆い被さろうとするのを私はすかさず避けた。


と同時に


ガンっ


と背後から鈍い音がにして、私はニヤリと笑った。



ふふふ、いつまでもそうやってやられてる私じゃないわ。


チラと後ろを見るとドアに身体をぶつけてうずくまるレイを見る。




私の


勝ち。




心の中で自身を褒め称えると、私は何もなかったかのようにリビングへ向かった。

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