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この前、人を拾いました

第25章 ③―2 私だって学びます

レイの勝ち誇った満足顔にムカムカとした。


「私子供じゃないのよ?!そんなレディーを持ち上げてお尻叩くなんて…もうご飯作らない!」


私はそう言って、

レイを振り切って自分の部屋に入ろうとした


が、

またもやこの変人に腕を掴まれる。



いや!今度こそ負けないんだから!


そう思い私はレイをギロっと睨んだ。



「あいちゃん、
そうやって反抗するなら、また裁きが下るかもよ?」


ギクッ……




余裕の笑みを浮かべながら、レイは再び私を担ごうとした。



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