テキストサイズ

この前、人を拾いました

第26章 ③―3 やらかした

ま、まずい!!怒られる!?


ゆっくりと近付く白石社長に私は身体に嫌な汗が流れるのを感じた。


そして白石社長は私の真ん前にくると、キツイ香水の匂いが鼻をかすめた。


う、うう、くさい!



白石社長はじぃーーと穴が開くほど私をみると、



「よし、この娘にしよう。」


とガラガラとした声で言った。


は?



訳が分からず首を傾げると、


「君、明日のパーティーで私と同席したまえ。」


と言った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ