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この前、人を拾いました

第26章 ③―3 やらかした

え………


あ、でも……


「変態、変人ならなれてますから。」


と私が言うと、

百合子先輩は更に熱を入れて

「そんな甘くないわ!白石社長はお気に入りの子を見つけたら愛人にするらしいわよ!!つらいけど社長だから何も抵抗できなくてやめた子たくさんいるって…」



あ、あ、愛人!?!?


す、すごい、そんなことリアルにあるんだ…


「いや、でもパーティーに付き添うだけ?みたいですし…」


私がそういうと百合子先輩はあきれた様子で私を見つめると、



「まぁ、私はただただあなたの幸運を祈るわ。」



と言って、再び仕事を開始した。

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