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この前、人を拾いました

第26章 ③―3 やらかした

「ふぅぅぅ……」


どっと疲れた私はそのまま自分のイスに倒れこむようにして座り込んだ。


「ちょっとみきちゃん!なにしてんのよ!」


といって私の肩をバシバシと叩いた。



「なにしてんのよって言われても…」



「みきちゃん、白石社長の付き添いって、それ本当にやばいわよ…」


深刻な顔をする百合子先輩。


「やばいって…?」


確かに訳も分からず圧に負けて承諾しちゃったけど……

「んもぉ!みきちゃんては本当に何も知らないんだから!白石社長といえばちょードスケベ、ド変態で有名なのよ!」


と百合子先輩はすごい勢いで喋り出した。

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