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この前、人を拾いました

第28章 ③―5 祝賀パーティー

そんな白石社長に容赦なく近付くレイ。



今度は何を…




ドキドキと会場全体に緊張の糸がはる。






しかし、

レイは特に何かするでもなく、


ただ白石社長の耳元に近付いて何かを呟いた。




白石社長は
涙目でその言葉をきくと、



しきりに頭を縦に振った。





すると、レイはクルッと私の方を向くと満足そうにして私のもとに帰ってくる。



みんなを釘付けにするほどの日本人離れした容姿に

スラッと伸びた長い手足


同じ人間なのだろうかと疑わずにはいられない……

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