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この前、人を拾いました

第42章 ④―8.5 『ずっと前から、お嬢様にお仕えしております』

「歌集院だか、学習院だかなんだか忘れたがね、


会社のために、家のためと思って結婚することを決めるのは大バカがすることだ!!!!!

そんなのはどんなことよりも愚かである!!


僕がいっているんだから間違いない!!



ハハハハハハハハハ」



会社のため?
家族のため?



もう全く礼二様のいっていることが分からず、頭がただ混乱する。


そんななか、ただ礼二様の笑い声だけが部屋中に響き渡る。

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