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この前、人を拾いました

第48章 ⑤―2 訪問という名の襲来

「なんだ、名前もちゃんと教えられないようなやつなのか。
みきっ!そんなどうしようもないやつとお前は付き合ってるのか!」



う……


なんかちょっと勘違いしているような…

まぁ、どうしようもないやつと言えばどうしようもないんだけど…。



「ま、まぁ、そんなことよりさ!
お兄ちゃんなんで来たの?」


レイの事を話すとまた色々とめんどくさそうだったので、私はうまく話をそらそうと試みた。



「かわいい妹の顔を見に来ちゃいけないのか」



「いけなくないけど…」



なんか、言ってることとテンション違くない…?


絶対他に理由あるだろ!!


それに…

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