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「ちょっ何なんだよ一体！！」



「お久しぶりです。華美さん。」

うつ向く華美さんの前に立って、私は軽く頭を下げた。

「みきちゃん…」



「は、華っ！？

なんでここにいんだよ…」


お兄ちゃんは華美さんの姿をみてびっくりした後、ハッとして、私のことをギロッと睨んだ。



やばい！


と思った瞬間、

「みき、てめぇ…

余計なことしてんじゃねぇよ！！」

と店内に響き渡るほどの怒鳴り声をお兄ちゃんはあげた。


身体を硬直させて
ごめんなさいと謝ろうとすると、華美さんがスクッと立ち上がった。



「祥平。
みきちゃんは悪くないわ。私が祥平をここに連れてきてって無理矢理頼んだの。」