この前、人を拾いました
第60章 ⑥―2 彼は期待を裏切らない
「会社ですか……」
「えぇ、分かりますよね場所。」
と若村さんが言う。
「分かりますけど…」
一回レイとケンカ(?)したときに無計画に家出をして女子高生に助けられていたところを若村さんに拾ってもらったことがある。
その時に泊まらせてもらったのがレイの会社にある豪華な仮眠室だった。
でも、なんでレイの会社に行かなきゃいけないんだろ?
「じゃあ大丈夫ですね。
くれぐれも礼二先輩にはバレないように。
まぁ電話ですから記憶を視られることはないと思いますが」
と私が訳が分からずにいるのに若村さんペラペラとそう私に伝えると、
「じゃあ12時に。」
といって、私に話す隙を与えずに電話を切ってしまった。
「えぇ、分かりますよね場所。」
と若村さんが言う。
「分かりますけど…」
一回レイとケンカ(?)したときに無計画に家出をして女子高生に助けられていたところを若村さんに拾ってもらったことがある。
その時に泊まらせてもらったのがレイの会社にある豪華な仮眠室だった。
でも、なんでレイの会社に行かなきゃいけないんだろ?
「じゃあ大丈夫ですね。
くれぐれも礼二先輩にはバレないように。
まぁ電話ですから記憶を視られることはないと思いますが」
と私が訳が分からずにいるのに若村さんペラペラとそう私に伝えると、
「じゃあ12時に。」
といって、私に話す隙を与えずに電話を切ってしまった。