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この前、人を拾いました

第83章 ⑧ー3 金髪レディーにご注意下さいっ!?

「レイ……なんか企んでる…?」



私の台詞で、微かにレイがビクンと動いた。



うそでしょっ…


レイの企みなんて、絶対にろくなもんじゃないに決まってるっ…!!!




「何の話だ?」



真顔になったレイに不覚にもドキンと胸が鳴った。




「企んでるならなんか言いなさいよっ!」



「そんな…。この僕がまさかみきちゃんが腰を抜かすような事を深夜の0時30分にやらかそうとしている訳がないじゃないか…」



…………何こいつっ…

めっっっっっちゃ分かりやすいんですけどっ!?!?



みきって言ったぞこいつっ!!!


てか、もうこの人が普通に話している時点でアウトだよ、アウト。




「やめてっ…もうこのまま楽しい旅行で終わらせてっ…」




身体が震えて仕方がない。



しかもなんでそんなに深夜なのっ!?
もうめっちゃくちゃ怖いんですけどっ!!!!!



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